部分塗装はお得?依頼するうえでの魅力と懸念点を紹介
外壁に使用される塗料はシリコンやアクリル、フッ素などさまざまですが、どんなタイプにも当然、寿命があります。そのため、適切な時期に外壁塗装を行い、新たな塗料に塗り替えなければなりません。しかし、外壁全体の塗装を業者に依頼すれば、決して安くはない費用が発生するでしょう。そのため、中には外壁の気になる箇所のみに修繕を施す「部分塗装」を検討している方がいるかもしれません。今回は、部分塗装の魅力と懸念点について紹介します。
部分塗装に適した外壁
業者に塗装工事を依頼すると、多くの場合は外壁全体を対応してもらうことになるでしょう。しかし、外壁の状態が全体的に良好な場合は、特定の箇所のみの塗装に対応してくれる業者も存在します。特に部分塗装が施されやすいのが、南側の外壁です。南側は日差しの影響を受けやすい箇所であり、その他の方角の外壁に比べて色あせが生じやすい特徴があります。色を他の面になるべく近づけるため、部分塗装が効果的です。
また、家の構造的に風雨がさらされやすいなどの理由から、劣化が目立つ箇所にも部分塗装が有効な選択肢となるでしょう。そのほか、日が当たらない北側の外壁のみに断熱塗装を施してもらえるケースもあります。
部分塗装であれば、全体塗装と比べて使用する塗料の量は少なく、施工期間も短く済むことから、費用を安く抑えられる傾向にあります。ただし、いくつかの懸念点も存在するため、業者に依頼する前にしっかり把握しておかなければなりません。
部分塗装の懸念点
部分塗装を検討する際は、「業者に断られるケース」を想定する必要があります。断られる理由として大きいのが、作業で生じる「色ムラ」です。どんなに高い技術を持つ業者であっても、塗装を施した外壁とそうでない外壁で、まったく同じ色とするのは非常に難しい作業となります。「想定していた色と違った」など、依頼主との間で生じる無用なトラブルをできる限り避けるため、多くの業者は外壁全体の塗装を推奨しているのです。
また、コストの面から部分塗装を検討している場合にも、注意しなければなりません。仮に耐久性の低い塗料を選んでしまうと、別の面を塗装する際に再度工事が必要となるケースもあり、結果的にトータルで高額な費用が生じる事態も想定されます。
加えて、業者に塗装工事を依頼すると、足場費用が発生します。通常の全体塗装であれば足場は一度の設置で済みますが、部分塗装にした場合は工事の度に設ける必要があるため、総合的には費用が高まるリスクが考えられるでしょう。
個人でできる部分塗装
部分塗装は、業者によっては対応してもらえないケースもあります。しかし、壁の一部分が多少ひび割れた程度であれば、個人で部分塗装を行うことも可能です。ひび割れはある程度の年数が経過した外壁に見られる現象であり、放置していると雨水などが染み込むことで家全体を劣化させることにつながるでしょう。
軽度のひび割れであれば、ホームセンターなどで市販されているスプレー式の補修材やシーリング材の使用や、下地材のフィラーを塗装することで修復が可能です。ただし、ひび割れの状態が重度であったり、外壁全体に生じていたりする場合は、個人での修復は難しいため、プロの業者への依頼をおすすめします。
的確な判断をするためには優良業者への依頼が重要
外壁の状態を正確に確認し、全体塗装と部分塗装のどちらが適しているかを判断するためには、しっかりとした技量を有する業者の力が必要です。個人で判断したり、悪徳業者に依頼したりしてしまうと、結果として費用と時間を多く費やしてしまう恐れがあるでしょう。
ただし、塗装業界には悪徳業者が数多く存在しており、知らず知らずのうちに依頼してしまうリスクは否定できません。少しでも悪徳業者を避け、優良業者に依頼するためには、ホームページの実績や施工事例をしっかり確認する必要があります。加えて、口コミサイトなどで評判をチェックすることもおすすめです。
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