「思っていたのと違う………」外壁塗装のやり直しは可能?
塗装業者に外壁塗装を依頼し、綿密な打ち合わせを重ねてから着工したものの、「思っていたのと違う……」と感じるケースは0ではありません。とはいえ、既に工事が始まってしまった以上、やり直しができるか否かは気になるところでしょう。今回は、外壁塗装のやり直しについて詳しく紹介します。
外壁塗装のやり直しは可能!
結論から言うと、外壁塗装のやり直しは可能です。ただし、やり直しの理由によっては費用が高額となってしまうケースもあるので、注意しなければいけません。また、やり直しをする理由によっても、料金や業者の対応は異なります。
業者過失の場合
塗り忘れ、色ムラ、塗料の剥がれ・膨らみなど、業者側のミスがやり直し要求の理由であれば、悪徳業者でない限り速やかに対応してくれるでしょう。また、アフターケアが充実している業者なら、やり直しの作業に対して料金が発生しないケースもあります。優良業者であれば、こうしたアフターケアを打ち合わせの段階で提案してくれることもあるので、事前にしっかり確認しておいてください。
依頼者都合の場合
「完成した外壁の色が想像と違った」などの依頼者都合でやり直しを要求する場合、追加料金を支払うことで対応してくれる業者も存在します。ただし、外壁の色については作業前の打ち合わせでカラーシミュレーションを実施したうえで、お客様自身が「この色でいく」と判断したものです。そのため、業者によってはやり直しに応じてもらえないケースもあると理解しなければなりません。
やり直し費用は施工の段階で変化
依頼主都合でのやり直しの塗装を行う場合、気になるのが費用です。外装塗装工事で発生する料金には、人件費、足場代、材料費などが含まれています。そのため、やり直しに当たって再度足場を組んだり、材料が必要になったりすれば、それに応じて費用も膨れ上がるでしょう。
つまり、やり直しのタイミングは初期段階であるほど負担は軽くなり、施工が終わるタイミングだと当初想定していた見積もり金額をはるかに超えてしまうケースがあります。施工のタイミングでどのように費用が変化するかについては、以下で詳しく見ていきましょう。
下塗り前
外壁塗装では塗りの作業を行う前に、高圧洗浄や下地処理の工程を挟みます。この段階でやり直しを依頼すれば、業者によっては料金が発生しない場合もあるでしょう。ただし、既に使用する予定の塗料を発注してしまっている場合には、新たな塗料発注が必要となり料金を請求されるケースがあります。
下塗り後
下塗り前同様、新たな塗料が必要となった場合には、やり直しのための追加料金が発生します。注意点として、下塗りが完了していると、上塗りの塗料は下塗りの塗料に適応するものを選ばなければなりません。そのため、必ずしも希望の塗料に変更できないこともあります。
中塗り後
中塗り後のやり直しは、追加の塗料代を支払うことで可能です。ただし、選ぶ塗料は下塗りに適用している必要があります。また、新たに取り寄せた塗料が届く前に外壁の塗料が乾いてしまうと、中塗りをやり直さなければなりません。塗り直しが発生すると、中塗りの塗料代と人件費も追加で請求されます。
上塗り後(足場未撤去)
中塗り後のやり直し同様、新たな塗料の料金を支払えば、適用する塗料への変更は可能です。しかし、上塗り終了後の塗り直しとなると、工程が増えてしまうのは間違いありません。そのため、塗料代に加え人件費も必ず発生します。さらに、業者が足場をレンタルしている場合は、延長料金の追加が発生するシチュエーションも考慮しておきましょう。
足場の撤去後
足場の撤去まで終え、全作業が終了したタイミングで全体の塗り直しを希望すると、足場の組み直しから再度実施することになります。新たな塗料代はもちろん、足場代や人件費も追加で発生するので、合計追加金額が数十万円となることも覚悟しなければなりません。
やり直しが発生しない外壁塗装を望むなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
業者側の施工ミスでない限り、塗装のやり直しには多くの時間と料金が費やされるのは間違いありません。そのため、できる限り事前の打ち合わせを密にし、やり直しのない理想通りの塗装実現が望ましいでしょう。やり直しが発生しない外壁塗装を希望するなら、塗装のミドリヤまでご相談ください。
塗装のミドリヤでは、イメージのすれ違いが起こらないよう、着工前に色見本や塗装サンプルをご確認いただくことが可能です。また、お客様がご希望するなら、同じ塗料を使ったお宅の外観を見学していただく試みも実施しています。塗装自体は専門資格を取得している職人が担当するので、完成度の高さは保証いたします。ご相談・見積もりは無料で対応しているので、お気軽にご連絡ください。