「飛び込み営業」はこう断る!見極め方と対策を知ろう
外壁塗装は基本的に自分から業者に依頼をするものですが、業者のほうから自宅を訪問し、「飛び込み営業」という形で外壁塗装をすすめるケースもあります。しかし、基本的にこうした飛び込み営業をしてくる業者は、悪徳業者である場合が少なくありません。今回は、こうした飛び込み営業をかけられた際の見極め方と対策についてご紹介していきます。
知っておきたい飛び込み営業対策
飛び込み営業に言われるまま契約をして後悔しないためには、以下でご紹介する対策を頭に入れておく姿勢が大切です。
飛び込み営業のタイプを知る
飛び込み営業といってもそのタイプはさまざまであり、極まれにまともな業者が存在している可能性があります。基本的に悪徳業者に該当するのは、以下のようなタイプが挙げられます。
・不安をあおる人
・偶然を装ってくる人
・大幅な値引きをする人
・何度も来る人
悪徳業者による飛び込み営業は、上記の特徴を持っている可能性が高いため、自分が対峙する営業のタイプをしっかり把握し、悪徳業者だと確信したら毅然(きぜん)とした態度を取るようにしてください。
また、飛び込み営業をしてくる悪徳業者は、契約を取るための技術や話術は秀でているのに対して、外壁・屋根に関しての知識をほぼもっていないケースが多く見られます。塗装内容に対して突っ込んだ話はできないため、その点も意識しながら対応するようにしましょう。
飛び込み営業の手口を知る
飛び込み営業は、さまざまな手口を使って契約を迫ってきます。大切なのは相手の手口を事前に知り、口車に乗せられないことです。基本的に、悪徳業者による営業の手口としては以下のようなものが挙げられます。
・キャンペーンによる大幅な値引き
・「モニター価格」など理由が不明な安さの強調
・相場よりも大幅に安い金額での提案
・オリジナル塗料をすすめてくる
・建物を見ただけで見積もりを出してくる
・不安や危険をあおって契約を迫ってくる
・契約書などがないまますぐにその場で契約をさせようとする
・足場代を無料にする
・「前払いなら値引き」と提案してくる
・「近所の○○さんもやったから」という理由ですすめてくる
・相見積もりをさせてくれない
こうした手口は優良業者であれば決して取らないため、注意するようにしてください。
危険なケースが多い「飛び込み営業」
塗装業者による飛び込み営業は、すべてが危険というわけではありません。しかし、ここまでご紹介してきた特徴に当てはまる場合、悪徳業者である可能性があります。仮に悪質業者であった場合には、以下のようなトラブルが推測されるため、注意するようにしてください。
塗装が必要な時期と関係なくやってくる
外壁塗装などのリフォームは、基本的に築10年前後から必要になってくるケースがほとんどです。しかし、飛び込み営業は「少しでも契約数を増やしたい」という思いから、家のリフォームが必要かどうかに関係なく突然現れます。メンテナンスの適切な時期以外にメンテナンスをしても、効果が見込めず費用が無駄になるため、注意しなければいけません。
手抜きの工事になる
飛び込み営業の業者が悪徳業者だった場合、契約するとその業者の下請け・孫請けが実際に塗装をすることになります。すると、下請けや孫請けも利益を確保すべく必要な塗料を薄めて使用したり、塗り回数を減らしたりなどの手抜き工事が発生。結果として、完成度の低い外壁塗装となってしまうリスクがあります。
高額な費用を取られる
飛び込み営業の場合、最初に高額な費用を見せておいて、キャンペーンや値引きで大幅に金額を下げる手法がよく見られます。大幅な値引きのせいで安いと錯覚しがちですが、実際には相場よりはるかに高額な料金となっているケースも。相手から出された金額が適正か確かめるためにも、複数の業者から見積もりをもらうなどの対策をするようにしてください。
トラブルが増加している外壁塗装の訪問販売
近年、飛び込み営業による外壁塗装でトラブルが発生する確率は、上昇傾向にあります。そのなかには、100万円単位の費用を無駄にしてしまったというケースも。独立行政法人国民センターに寄せられた、「訪問販売によるリフォーム工事の相談件数」は以下の通りです。
年度 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
相談件数 | 6595 | 6385 | 7185 | 1335(2019年6月時点) |
(出典:http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html)
上記の表からも分かるように、年々相談件数は増えてきており、2018年には7000件以上の相談が寄せられています。なかには相談できず泣き寝入りをしている方がいることも考えるとその数はさらに多いと考えられるため、いつ自分がトラブルに巻き込まれても不思議ではありません。トラブルを防止するためには、飛び込み営業への対策を事前に理解しておく必要があります。
クーリングオフを利用する
クーリングオフは契約後8日間であれば、自由に契約を解除できるという制度です。この権利は誰であっても使うことができるため、契約をした相手が悪徳業者だと気づいた際には、積極的に利用するようにしましょう。
しかし、悪徳業者のなかにはこのクーリングオフを利用させないため、契約後の8日間が終わる前に着工するところもあります。契約後、すぐに着工しようとするような業者は塗装を失敗する確率が高いため、その時点で速やかに対処するようにしてください。
悪徳業者を避けたいのであれば、塗装のミドリヤにご連絡ください
飛び込み営業をしてくるような業者はもちろん、こちら側から依頼をした相手が悪徳業者である可能性も十分に考えられます。なんとかして悪徳業者を避けたいと考えているようなら、塗装のミドリヤまでご相談ください。
埼玉県川口市で創業してから35年、地域に密着し、確かな技術によって数えきれないほどの施工実績を重ねてきた私達は、信頼に足る業者であると自負しています。ご相談や見積もりは無料で受け付けているため、雰囲気を知っていただくためにもぜひ一度ご連絡ください。