外壁塗装にムラが出た!慌てないための対処法
せっかく綺麗に外壁が塗装できたと思っていたところにムラが出てしまうと、がっかりしてしまうものです。しかし、素早くムラに気がつき業者に指摘をすれば、塗り直しをしてくれる可能性があります。そのため、重要なのは「ムラを見抜く方法」です。今回はムラを見抜く方法をご説明すると同時に、なぜムラが発生するかについても触れていきます。
素早くムラを見抜ける方法
外壁にムラが発生した場合、いかに早く気づけるかが非常に重要です。早い段階で気づければ、それだけ塗り直しをしてくれる可能性が高くなります。見抜くためには、以下の3つのポイントを押さえておくといいでしょう。
・光の加減で確かめる
・外壁に近づいて見る
・外壁を遠くから眺める
とくに重要なのが、「光の加減で確かめる」こと。外壁を光に反射させて塗装面をチェックすると、ムラがあるかどうかを見抜きやすくなります。もしも光の加減で確かめてもそれほどムラが目立たない場合には、再塗装の必要はありません。
どうしてムラは発生する?
外壁塗装の工事後、ムラが発生する原因として複数の理由が考えられます。では、その理由について以下でご紹介していきましょう。
塗りムラの度合い
人の手で塗装をしていく以上、どうしても塗りムラ(塗料の濃さや薄さのムラ)は発生してしまいます。現在はローラーを使用した塗装工事が実施されているため、派手な塗りムラは発生しづらくなっていますが、それでも多少のムラは避けられません。
チェックしておきたいのが、塗りムラの「度合い」です。塗りムラの度合いが酷ければ酷いほど、防水や保護機能にも支障が出る恐れがあるため、再塗装をしなければならなくなる可能性があります。
下地が透けて見える
外壁塗装をする際は、下塗り→中塗り→上塗りという手順を踏んでいきます。この工程のどこかで塗料選びをミスしてしまうと、ムラが発生するリスクが高まります。
たとえば、上塗り時の塗料の隠ぺい力が小さいと、中塗りの塗料の色が透けるリスクがあるでしょう。下地が透けて発生するムラは斑点模様のようになるケースがあるため、目立ちやすくなります。
塗装業者の知識不足
塗装する業者が知識不足の場合、発生しやすいのが吸い込みムラ(塗料が外壁に吸収され過ぎて、仕上がりが一定ではなくなる現象)です。吸い込みムラについては、基本的に業者の腕がよければ発生する心配はありません。
そのため、安さだけを理由に業者を選ぶのは禁物です。できる限り、外装劣化診断士や窯業サイディング塗替診断士といった、専門資格を持っている業者を選ぶようにしましょう。
業者の手抜き
外壁塗装のムラは、明らかな手抜き・ずさんな工事によって発生してしまうものがあります。手抜きによって発生するムラは重大なムラになるケースも少なくないため、すぐに再塗装をしなければいけません。
たとえば、同じ壁の面にもかかわらず色が均一ではない「色ムラ」が発生しているようなら、手抜き工事である可能性が高いでしょう。こうしたムラは再工事の対象となるため、場合によっては消費者センターなどに相談するべき事態と言えます。
ムラが発生したときの対処法
塗装のムラは素人ではなかなか判断が難しいですが、ムラを発見した場合には、一刻も早く塗り直しができるかどうかを業者に確認してみましょう。とはいえ、すべての業者が塗り直しをしてくれるわけではありません。
ムラであるかどうかの線引きが難しいため、業者によっては「これはムラではない」と言い切る可能性も考えられます。そうした事態を防ぐためにも、業者を選ぶ際はどのような業者かしっかり注意する必要があるのです。ただし、明確なムラであれば話は別。業者としても、指摘されれば対応せざるを得ないでしょう。
塗り直しを依頼する際のポイントは、できるだけ「足場が組んである段階」で依頼することです。足場を解体したあとに塗り直しを依頼してしまうと、新たな料金が発生してしまうかもしれません。また、もしも塗り直しに対応してくれないようなら、消費者センターに相談するという手段も考えておきましょう。
外壁にムラを発生させたくないなら塗装のミドリヤにご連絡ください
外壁にムラが発生するかどうかは、塗装をする業者の腕が重要になります。そこで、少しでもムラの不安を軽減したいのなら、塗装のミドリヤまでご相談ください。創業以来35年、約3,000件と豊富な施工実績を持つ私たちが、しっかりとした塗装を施すためムラのリスクを減らしていきます。ご相談は無料で行っているため、外壁塗装を検討しているならぜひ一度ご連絡ください。