外壁塗装の塗料、どうやって選べばいいの?
外壁塗装の塗料を選ぶ際、かつては業者にすべてを任せるのが当たり前だったかもしれません。しかし現在では、塗料は自分で選ぶのが主流になってきています。塗料を自分で選ぶようにすれば、安心感を得られるだけでなく無用のトラブルを避けられるのがポイント。今回は、その理由についてご紹介していきます。
業者に塗料選びを「丸投げ」する時代は終わり
一般的に塗料には「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」など、さまざまな種類が存在します。外壁塗装をする際は、こうした塗料の中からもっとも外壁に合うものを選ぶのが非常に重要です。とはいえ、普段から塗料に慣れ親しんでいなければ、何が自宅の外壁に最適か分からず、「業者にお任せしたい……」と考えてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、必ずしも業者が家の外壁に最適な塗料を選んでくれるわけではありません。もちろん優良業者であれば、外壁をしっかりリサーチしたうえでぴったりな塗料を提案してくれるでしょう。しかしそうでない業者の場合は、日頃から業者側が慣れ親しんでいる塗料を使用したり、合う合わない関係なく金額の高い塗料を使用したりするケースもあります。
そのため、工事が完了したあとで「思っていたのと違った……」と後悔してしまうケースはゼロではありません。より満足度の高い工事をしてもらうためには、塗装業者に言われたままの塗料を使うのではなく、自分でできちんと調べたうえで選んだ塗料を使ってもらうことが大切なのです。
理解しておきたい塗料の特徴
自分で塗料を選ぶ際、塗料の特徴はしっかり把握しておく必要があります。特徴をしっかり把握したうえで、値段や耐用年数からもっとも適した塗料を選ぶことが大切です。なお、同じ塗料を使用したとしても、細かな料金は業者によって異なります。そのため、依頼をする際は見積もりをしっかり確認しておくようにしてください。
アクリル系
アクリル系は塗料の中でもっとも安価なのが特徴です。ただし、その分「長持ちしない」というデメリットも持っています。そのため、頻繁に外壁塗装をしたいと考えている人や、早い段階での引っ越しを考えている人向けの塗料と言えます。
ウレタン系
ウレタン系は防カビ・防藻を期待できる、使い勝手の良い塗料です。ただし、外壁全体の塗装には向いていないため、部分的な補修などを考えている際に使用するといいでしょう。
シリコン系
価格と機能性のバランスが良い塗料として知られているのがシリコン系です。10年おきの外壁塗装を考えているのであれば、ぴったりな塗料と言えるでしょう。
ラジカル系
ラジカル系はシリコン系をグレードアップさせた塗料であり、シリコン系より耐用年数が長いのが特徴です。一方で価格もシリコン系よりは高くなるため、長期間住むことが決まっている家の外壁塗装におすすめです。
フッ素系
材質が硬く、耐久性に非常に優れたフッ素系。ただし、塗装が非常に難しい塗料であるため、優良業者以外の業者に依頼するのはおすすめできません。
セラミック系
セラミック系は塗料の中にパウダー状のセラミック物質が配合されている塗料です。注意点として「セラミック塗料」ではなく「セラミック配合塗料」であることを理解しておくことが挙げられるでしょう。セラミック系は、非常に耐久力が高いという特徴があります。
大事なのは塗料選びだけじゃない
ここまで、外壁塗装をするうえで塗料を選ぶことは非常に重要とご紹介してきました。しかし、外壁塗装において重要なのはそれだけではありません。いくら家に最適な塗料を選べたとしても、塗装をするのは業者です。
そのため、腕の悪い業者に依頼をすれば、どんなに良い塗料でも思うほどの効果は得られないでしょう。理想の外壁塗装の実現には、塗料の品質だけでなくどれだけ良い業者に依頼できるかがとても大切になります。
しっかりとした塗料での外壁塗装をお考えなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
少しでも外壁を理想に近づけるためには、より良い塗料を選んだうえで優良業者に依頼する必要があります。もしも業者選びに不安があるようなら、ぜひ塗装のミドリヤまでご相談ください。
昭和55年に創業してから35年、施工実績は約3,000件と確かな実績を持つ当社は、しっかりお客様の家の外壁を調査したうえで、使用する塗料のご相談をいたします。また、当社はムダなコストを削減することで、「安くて安心」な施工を目指しております。塗料以外のことでも可能な限りお客様のご要望を尊重いたしますので、まずは一度ご連絡ください。