ここ数年上陸数が倍増、台風が家の外壁に与える影響
ここ数年、台風の上陸数は過去に例がないほど増えています。2018年は、大阪などの関西地方に深刻な被害を及ぼした台風21号が記憶に新しいでしょう。また、昨年以前を見てみても、2014、15、17年は4つ、16年には6つもの台風が上陸し、それぞれ大きな被害が出ています。
2013年以前の5年間では平均して2つしか台風は上陸していないため、増加しているのは明らかです。台風による強風・大雨の影響を受けると、外壁や屋根に大きなダメージがある可能性が考えられるため、注意しなければいけません。
台風が家の外壁に与える影響
台風が上陸した地域では、猛烈な風雨が発生します。注意しておきたいのが、普段の雨であれば影響がないように見える外壁であっても、暴風によって壁にたたきつけるような雨の場合は油断ができないという点です。しっかりとした外壁塗装ができていない場合、外壁が風雨で破損してしまい、雨が家屋内に入り込むことで雨染みができてしまう可能性があります。雨染みを放置していると漏電やシロアリなどの被害が発生するため、事前にしっかり対策をしておく必要があるでしょう。
また、外壁と同様に台風の際注意しておきたいのが「屋根」です。台風情報を伝えるニュースなどで、家の屋根が吹き飛ばされているシーンを見た人は多いのではないでしょうか。劣化が進んでいる屋根を放置していると、台風の強さによっては大きな被害が発生してしまう恐れがあります。こちらもできるだけ台風が来る前に、しっかり整備しておきたいところです。
こんな症状が外壁に見られたら要注意!
台風が過ぎ去った後、屋根にも外壁にも目立った被害がなかったからと油断するのは禁物です。外が安全になったら、しっかり屋根と外壁を点検するようにしてください。大きな破損はなかったとしても、「屋根材の破損」や「外壁のひび割れ」などが発生している可能性があります。
こうした破損を放置していると、家の腐食や雨漏りといったトラブルにつながってしまうため、発見次第業者に連絡をするなどして修復するようにしてください。何かしらの破損があったとしても、初期段階であれば修復期間や費用はそこまでかからないでしょう。逆にまだ大丈夫だろうと放置してしまい、時間が経つにつれ破損が大きくなってしまうと、修復に膨大な時間と費用がかかってしまう恐れがあります。どんなトラブルも、早めに行動するのがもっとも有効なのです。
また、台風によって家に何らかの破損があった際、家の損害保険や火災保険に加入していると、自然災害による建物の被害と認定され、補助金が支給される可能性もあります。万が一の事態を考え、保険にはしっかり加入しておくといいでしょう。
台風が来る際、外壁以外に注意しておきたいポイント
基本的に、台風は突然上陸するものではありません。台風上陸の可能性がある際は、事前にテレビやインターネットなどのメディアできちんと報道がされるため、しっかり確認のうえ対策をしておく姿勢が必要です。ただ、外壁や屋根は数日で完全な対策をすることは難しいため、台風シーズンである夏を前にあらかじめ業者に依頼して、完璧な状態に保つことを心がけてください。
台風が来る際は、外壁や屋根以外にもしておくべき対策があります。中でも、もっとも気をつけておきたいのが「雨戸のない窓」です。暴風や暴風による飛来物によって、窓が破損してしまう可能性は十分に考えられます。事前にフィルムなどを貼っておき、しっかり補強しておきましょう。
また、ベランダなどに植木鉢や物干し竿がある家は、あらかじめ室内に入れておくようにしてください。強風によって飛ばされれば、外壁へのダメージが考えられるだけでなく通行人に被害が及ぶ恐れがあります。
外壁・屋根の点検が必要とお考えなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
台風によって、外壁や屋根に深刻な被害が出てしまうと修復には長い時間がかかる可能性があります。そうなってしまってから悔やまないたまにも、次の台風シーズンが訪れる前に外壁と屋根に異常はないかしっかり点検しておく必要があるでしょう。
外壁・屋根の点検を考えている場合には、ぜひ塗装のミドリヤまでご相談ください。創業から35年、施工実績は約3,000件と確かな実績を持つ私たちが、しっかりと点検したうえで劣化や異常のあるポイントを修復する誠実なプランを提案いたします。