外壁塗装を自分でするのとプロに依頼するのではどう違う？
どんな外壁でも、年月と共に劣化してしまうのは避けられません。劣化し剥がれてしまった外壁をそのままにしておくと、建物全体の劣化につながりかねないため、すぐに外壁塗装を行う必要があります。外壁塗装には自分で行うパターンとプロに依頼するパターンの二通りがありますが、どのような点に違いがあるのでしょうか。
自分で外壁塗装を行う場合
外壁塗装に使用する塗料などはホームセンターで販売されているため、やろうと思えば自分で外壁塗装を行うことができます。メリット・デメリットについては、以下の通りです。
自分で外壁塗装を行うメリット
自分で外壁塗装を行う最大のメリットは費用の安さでしょう。業者に依頼をすると安くはない費用がかかってしまいますが、自分で行うのであれば必要な道具をそろえる以外に費用はかからず、数十万円単位の節約が可能です。また、自分のペースで行えるというのも一つのメリットといえます。ただ、塗装に時間をかけすぎるとムラがでるため注意が必要です。
自分で外壁塗装を行うデメリット
費用を抑えられるのは大きな魅力ですが、自分で外壁塗装を行うのには多くのデメリットが存在します。まず、もっとも懸念されるのが「怪我」です。外壁塗装は家全体が対象となるため、2階建てなどの場合、足場を使って作業を行う必要があります。そのため、落下による怪我が非常に多くなるのが特徴です。実際、プロであっても作業中の落下はよく発生するため、素人による作業が大変危険なのは間違いありません。
また、元職人などの経歴がない限り、素人が行った外壁塗装は基本的に質が良くなく、塗装後すぐに剥がれてしまう可能性があります。膨大な時間をかけて塗装したにも関わらず、1年も経たないうちに再び外壁塗装が必要になるケースは、考慮しておかなければならないでしょう。プロに比べ塗装に時間がかかり過ぎるのも難点です。
プロに外壁塗装を依頼する場合
外壁塗装を行う業者は全国にあり、それぞれ異なった特色を持っています。こうした業者に依頼すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
プロに外壁塗装を依頼するメリット
プロに外壁塗装を依頼した場合、得られるメリットとしてもっとも大きいのは「仕上がりの良さ」です。外壁塗装はただペンキを塗ればOKというわけではありません。壁を均一に塗装する繊細な技術力と、気候や湿度、壁の材質などから最適な塗料を選択する判断力が求められます。プロの職人たちはそうした能力をしっかり所持しており、そのため素人とプロが行った塗装では、仕上がりに明らかな差が出ます。耐久性という意味でも、プロに塗装を依頼した外壁のほうが長持ちするのは間違いありません。
外壁塗装をプロに依頼すると、当然素人が行うよりも迅速に作業が進んでいきます。素人の場合は休みの日や空いた時間に行わざるを得ないのに対し、プロはそれが本業のためまとまった時間を作業に費やすことが可能なのです。外壁塗装は時間をかけると塗装にムラが出る恐れがあるため、作業が速いのは大きなメリットとなるでしょう。
また、外壁塗装を行っていると、臭いや騒音が発生するのは避けられません。場合によっては近隣住民とのトラブルに発展しかねない問題ですが、プロであれば長年培った経験から、最大限に臭いや騒音を抑えた作業が可能です。無用なトラブルは避けたいと思うのであれば、プロに依頼するのが賢明といえるでしょう。
プロに外壁塗装を依頼するデメリット
プロに外壁塗装を依頼すると、どうしても高額な費用が発生してしまいます。費用は坪数や依頼内容、業者によって変化するため一概には言えませんが、数十万単位の値段になるのは避けられないでしょう。また、業者の中にはいわゆる「悪徳業者」が紛れている可能性があります。誤ってそのような業者に依頼をしてしまうと、高額な費用を払ったにも関わらず、ずさんな作業を行われてしまう恐れがあるため注意しなければいけません。
プロに依頼するときの注意点
外壁塗装をする際は自分で行うよりプロに依頼をしたほうが多くのメリットがありますが、依頼の際にはいくつか注意するべき点があります。まずは「口コミ」を信頼し過ぎないこと。口コミサイトにはサクラがいる可能性があるため、すべての情報をうのみにするのは危険です。なるべく価値観に合わせ業者を選んでくれる、第三者が行っているサービスを利用するようにしましょう。
また、複数の業者に見積書を出させて金額などを比べるのは基本ですが、見積金額が安いところが良い業者というわけではありません。作業方法や成果などについてもよく確認をして、総合的な評価で業者を判断することが大切です。
プロに外壁塗装を依頼したいとお考えなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
プロに外壁塗装を依頼したいとお考えなら、塗装のミドリヤまでご連絡ください。外壁塗装に打ち込むこと35年、確かな実績を基とし、一人ひとりのお客様に最適な塗装の提案をしていきます。カラーシミュレーションによって着工前から完成図をイメージすることも可能なため、まずは一度ご相談ください。