外壁塗装後の水膨れに要注意!覚えておきたい原因と解決方法
外壁塗装は工事中だけでなく、作業完了後も注意するようにしましょう。施工に何らかの不備があった場合、外壁に水膨れが生じている可能性があるからです。水膨れが生じた外壁は見栄えが悪いだけでなく、機能性が低下するリスクも否定できません。そこで今回は、水膨れが生じる原因とその解決方法を紹介します。
外壁に水膨れが生じる原因
外壁に水膨れが生じた場合、施工中に何らかの不備があったケースが想定されます。ここでは、水膨れの主な原因について確認しておきましょう。
希釈剤の割合
外壁に水膨れが生じる原因として、希釈剤の割合が適切ではなかったケースが考えられます。2液型の塗料(塗料液と硬化剤が別々になっており、塗装前に水やシンナーを混ぜて使う塗料)を使用する場合、塗料液と硬化剤を混合するうえで適切な割合としなければなりません。この混合比の誤差が20%以上となると、水膨れが生じるリスクも高まってしまいます。
塗装時の気候
塗料を外壁に塗布する際は、気候が非常に重要となります。気温5℃以下、湿度85%以上の気候の場合、塗料の硬化が遅くなることから加温などの処置が必要です。しかし、急激な乾燥を試みた場合、塗膜の内側に気泡ができて水膨れとなる危険性があるでしょう。
下地処理のミス
外壁塗装を実施する際は、必ず高圧洗浄やサビや汚れ、カビ、藻などを除去する「下地処理」が行われます。これにより、塗料が外壁と密着しやすい環境を整えるのです。しかし、技量に乏しい業者や手抜き工事を行う悪徳業者の場合には、この下地処理が十分ではないこともあります。結果的に、それが水膨れの原因となる危険性もあるのです。
h5:不適切な3回塗り
外壁塗装を実施するうえで、多くの場合「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが実行されます。この3回の塗装で特に重視されるのが、「乾燥時間」です。それぞれの塗装後に十分な乾燥時間を設けず、すぐに次の塗装に移行した場合には水膨れが生じてしまいかねません。乾燥時間についてはその時の気候や環境に左右されるため、作業を行う職人の経験が重要となります。
推奨される道具を使用しない
外壁塗装工事には、作業を円滑に進めるためのアイテムがあります。刷毛やローラー、吹付スプレーなどが代表的なアイテムとされています。しかし、こうした適切なアイテムを使用しないまま作業を進めてしまうと、外壁と塗料がきちんと密着せず水膨れが発生する恐れがあります。もちろん、適切なアイテムを利用したとしても、職人の技量が乏しければ本来の性能を発揮できません。
水膨れが生じた際の解決方法
紹介した通り、外壁に水膨れが生じた場合、多くは業者側に何らかの不手際があったと考えられるでしょう。水膨れが生じている外壁は防水性などに問題が発生するリスクもあるため、速やかに対処しなければなりません。
自力での解決は難しいため、もし外壁の水膨れ問題を解決したいのであれば、業者に連絡をとるようにしてください。悪徳業者でない限り、業者は過失を認めて無償での再塗装を実施してくれるでしょう。ただし、あまりに時間が経っていると応じてもらえないケースもあるため、工事終了後は外壁の状態をしっかりチェックするようにしてください。
また、もし依頼した業者が悪徳業者や技量に乏しい業者であった場合には、再塗装を依頼しても同じトラブルが生じるリスクは否定できません。その際は別の業者に依頼する必要がありますが、その場合は別途費用を支払う必要があるでしょう。
業者選びが重要に
外壁塗装による水膨れを発生させないため、もっとも重要なのが業者選びとなります。ベテランの職人が在籍し、優れた技術を持つ優良業者に依頼すれば、水膨れが生じるリスクを大きく軽減できるでしょう。また、万が一水膨れが生じたとしても、迅速な対応が期待できます。
優良業者を探す際、重要となるのが「評判の確認」です。インターネットで調べる際は業者のホームページだけでなく、口コミサイトなどにも目を通しておきましょう。口コミサイトを確認すれば、その業者の本当の姿がある程度把握できるはずです。
優良な修理業者を探しているなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
優良業者に塗装工事を依頼することができれば、水膨れの発生に悩まされず済む可能性が高くなるでしょう。とはいえ、塗装業界には非常に多くの業者が存在するため、優良業者を探すのは難しいかもしれません。もし適切な工事を実施してくれる塗装業者を探しているのであれば、塗装のミドリヤまでご相談ください。
塗装のミドリヤでは1980年の創業以来、3000件を超す施工を実施してきました。積み上げてきた信頼と経験で、完成度の高い工事をお約束しています。ご相談や見積もりについては無料で対応しているため、塗装工事を検討しているようならぜひご連絡ください。