外壁で悪目立ちする雨だれ……綺麗に落とす方法を紹介
新築当初は美しい外壁も、時間の経過と共に汚れが生じるのは避けられません。汚れのなかでも、特に悪目立ちしやすいのが「雨だれ」です。雨だれを放置すると、家の景観が損なわれるだけでなく、汚れそのものが根づいてしまうリスクもあります。早めに何らかの対策を講じる必要があるでしょう。
覚えておきたい雨だれの特徴
雨だれは、主に窓などに蓄積された汚れが雨によって流れ落ちた際の跡として表面化した状態です。建物が新築であれば、塗装仕立ての外壁が水や汚れを弾いてくれるため、雨だれが生じるリスクは少ないでしょう。しかし、塗料はどんなタイプであっても時間の経過と共に劣化していくため、経年によって汚れを弾き切れず雨だれとして残ってしまいます。
一度生じた雨だれは、何らかの対応をとらない限り外壁に残り続けます。汚れの除去は個人でも対応可能ですが、単に水で洗うだけでは落ちないケースもあるため要注意です。雨だれは雨によって洗い流されなかった汚れが乾燥してこびりついた状態を指します。
この汚れには、土埃や花粉、排気ガス、化学物質などが含まれているのが特徴です。こうした視認が難しいほど小さな汚れや、油分が含まれている汚れについては、水洗いのみでは完全に除去することが難しいでしょう。
個人で行う雨だれの除去方法
個人で雨だれの汚れを除去する場合、いくつかの方法が存在します。主だった3つの方法を紹介します。
中性洗剤の使用
単純な水洗いで落ちない汚れに対しては、まず中性洗剤を使用しましょう。使用する洗剤としては、台所用や浴室用など、日常生活で使用するタイプをおすすめします。強力な洗剤やクレンザーなどは外壁に傷がついてしまう恐れがあるため、使用は避けるようにしてください。
使用方法として、まず外壁の汚れを水でザっと落とした後、お湯で薄めた中性洗剤をスポンジに含ませ、汚れの目立つ部分を洗っていきます。注意点としては、強く擦り過ぎると外壁を傷めてしまうリスクがあるため禁物です。優しく丁寧に洗うことを心がけたうえで、最後は水でしっかり洗剤を洗い落としましょう。
外壁用クリーナーの使用
洗剤だけでは落ちない頑固な汚れの場合、外壁用クリーナーの使用がおすすめです。クリーナーは市販されているため、簡単に購入できるでしょう。注意点として、クリーナーは外壁材によって使用できるタイプが異なります。クリーナーを購入する前に、必ず自分の家の外壁を確認し、使用できるタイプを購入しましょう。
また、使用方法についてもクリーナーそれぞれで異なります。そのため、使用の前には必ず使い方を確認し、指示に従って汚れの除去を進めてください。
高圧洗浄機の使用
外壁がレンガやタイルの場合、洗剤やクリーナーだけでは汚れを完全に落とすことが難しいケースもあります。その場合、高圧洗浄機の使用がおすすめです。高圧洗浄機を使用すれば、水だけでも強烈な圧力によって、こびりついた汚れの除去が期待できます。
一方で、サイディングやモルタルなどの外壁材を使用している場合、高圧洗浄機を使用した後に塗装工事が必要になるでしょう。高圧洗浄を行うと外壁の表面が傷つく恐れがあり、そのまま放置していると汚れが付着しやすくなります。
外壁塗装は個人で行うのは非常に難易度が高いため、専門業者への依頼が望ましいでしょう。
専門業者への依頼
汚れが軽微な場合は個人でも対応可能ですが、頑固なものや高所のものであれば、専門業者に対応してもらう判断が重要です。特に高所の汚れを除去する際、個人では転落の恐れもあるため、おすすめできません。専門業者であれば、汚れ除去後の外壁塗装までスムーズに行ってくれるでしょう。
覚えておきたい雨だれ対策
一度除去した雨だれを再発生させないため、まず検討したいのが「水切り」の設置です。特に、窓下の汚れが顕著な場合には、さまざまなメーカーから販売されている「伝い水防止水切り」などのアイテムを利用しましょう。
また、外壁塗装の際「セルフクリーニング機能」「光触媒」などの性能を備えた塗料を選択すると、汚れを落としやすくなり雨だれも生じにくくなります。グレー・ベージュ・中性色など、汚れが目立ちにくい色の外壁とするのも、雨だれ対策を考えた際に有効です。
雨だれによる汚れを解決したいなら、塗装のミドリヤまでご連絡ください。
雨だれの汚れを落とし終えた後は、外壁塗装工事によって新たな塗料を塗布すると、より美しい外観を保てるでしょう。もし外壁塗装工事を検討しており、専門の優良業者を探しているようなら、塗装のミドリヤまでご連絡ください。
塗装のミドリヤは創業以来、数十年以上にわたって培ってきた経験と技術を備えており、これまで3000件以上の工事を実施してきました。いずれの工事においてもお客様からは高い満足度を獲得しているため、気になる方はまず一度ご相談ください。