強風時の外壁塗装は可能?注意点を紹介!
外壁塗装は悪天候の場合、事故発生のリスクを考え作業を中断するケースがあります。依頼の際に注意したいのが、この悪天候には「雨」だけでなく「強風」も含まれる点です。強風の発生により工期が予想以上に長引く恐れもあるため、外壁塗装を依頼する際は風の有無も含めた天候に注意する必要があるでしょう。今回は、なぜ強風下での塗装が難しいのか、作業の強行をおすすめしない理由について紹介します。
強風時の外壁塗装が難しい理由
塗装業者の多くは、強風の場合作業を中断します。雨天時と違い、塗料が流されるリスクがないにもかかわらず中断する理由は、以下の通りです。
足場倒壊の危険性
外壁塗装の多くは高所での作業が発生するため、足場を組んで対応します。また、作業中に汚れや塗料が周囲に飛び散らないよう、「メッシュシート」を足場に張りつけ、建物を覆うことが外壁塗装工事の基本です。しかし、メッシュシートは強風の影響を受けやすく、船の帆のように大きく揺れるため、足場全体をぐらつかせます。風が強ければ強いほどそれだけメッシュシートの揺れも大きくなり、足場倒壊など甚大な被害が出る恐れもあるため、強風時は作業を中断する業者が少なくありません。
職人の安全性
足場が揺れたり、職人自身が風にあおられたりすることで、安全性を確実に保障できない点も強風時に作業ができない理由の1つです。落下事故が発生すれば、工事の続行が困難になる事態も考えられます。そのほか、飛来物により職人が怪我をするリスクもあるため、強風下での無理な作業は危険です。
飛散物の付着
強風時の外壁塗装は職人の安全性に問題が生じるだけでなく、外壁塗装のクオリティーにも悪影響を及ぼす恐れがあります。強風により飛散してきた砂やゴミが塗りたての外壁に付着すれば、外壁の汚れになりかねません。本来であれば、こうした飛散物はメッシュシートによって外壁への付着を防止します。しかし、強風の場合は足場倒壊のリスクを軽減するべく、工事中であってもメッシュシートを畳むケースが多くいため、飛散物をガードできなくなるのです。
近所への影響
通常であれば、外壁塗装工事の際はメッシュシートを張るため、隣接する建物や車に塗料が飛散する心配はありません。しかし、強風によりメッシュシートを畳んだ状態で工事を続行すると、塗料が周囲に飛び散ることでトラブルとなる恐れがあるでしょう。こうしたリスクも、強風時に多くの業者が工事を見合わせる理由となっています。
強風時の作業は可能?
強風時に作業が可能かどうかは、足場の種類や設置方法、家の高さなどによって難易度が異なるため、明確な基準があるわけではありません。ただし、紹介した通り強風下での外壁塗装にはさまざまなリスクがついて回ります。優良業者であるほど慎重な判断をし、強引な作業続行は避けるでしょう。
一方で、悪徳業者の場合、工期を延ばせばそれだけ人件費などが生じることから、塗装作業を強行するケースがあります。結果として、作業員の転落事故や塗料飛散などの重大なトラブルに発展する危険性があるため、警戒が必要です。
また、悪徳業者のなかには強風を理由に必要な工程を省略し、当初予定されていたスケジュールを短縮させるところもあります。工程が省略された外壁はほとんどの場合早まります。業者が工期短縮を提案してきたら、その理由と目的をきちんと聞いたうえで、手抜きがないか対応を疑うことも重要です。
業者選定において強風時の懸念がある場合は、塗装のミドリヤにご連絡ください
強風時に外壁塗装作業を強行するのは危険ですが、やや風が強い程度で作業を中断すると、工期はどんどん延びてしまいます。大切なのは、優良業者に外壁塗装を依頼し、正しい判断のもとで工事を進めてもらうことです。ただし、多くの塗装業者が存在するなかで、優良かどうかを判断するのは簡単ではないでしょう。もしも埼玉東南部エリアで優良な塗装業者を探しているなら、塗装のミドリヤまでご相談ください。
創業から35年以上という長い歴史を持ち、施工実績は3000棟以上と、信頼性の高さで知られる塗装のミドリヤは、強風時などの気象条件においても適切な判断が行えます。決して無理な工事は実施せず、できるかぎりスケジュール通りに工事を進めていけるよう尽力いたします。外壁塗装をご検討中の場合は、まずはお気軽にご連絡ください。