外壁塗装で健康被害はある？ 依頼前に理解しておくべきポイント
外壁塗装の依頼を検討している方の中には、健康被害を心配する方がいるかもしれません。実際、塗料の中には人体に有害とされるものもあり、注意しておくことは非常に重要です。今回は、外壁塗装の依頼前に理解しておきたい人体への影響の有無について紹介します。
気になる塗料の有害性
外壁塗装を行う際、懸念されるのが塗料に含まれる有害物質です。最近では塗料についても改良が重ねられているため、有害物質を含まないタイプが増加傾向にあります。特に、塗装の専門業者が使用するような塗料は性能が高く、揮発性の高い有害物質が生じにくいことから、健康に害を及ぼすリスクは非常に少ないと考えられます。また、近年では有害物質の含有量が少ない水性塗料が利用されるようになっている点も見逃せません。
ただし、たとえ有害物質が生じにくかったとしても、塗料特有の臭いを嗅いで体調が悪くなるリスクは存在します。また、アレルギー体質の方の場合にも、体調不良になる可能性はゼロではありません。
▼塗料を扱ううえでの注意点
ここまで、しっかりとした塗装の専門業者に依頼すれば、人体に有害な塗料はほぼ使われないと紹介しました。一方で、近年ではDIYが流行していることから、個人で塗装を行う方も増えてきています。その際、塗料については自分で調達することになりますが、市販されているタイプによっては有害物質が多く含まれているものもあるため、注意しなければなりません。購入の際には、事前に塗料の特徴についてよく理解しておく必要があるでしょう。
また、たとえ業者に依頼をしたからといって、確実に人体に安全な塗料を使用してくれるとは限りません。仮に依頼をしたのが悪徳業者であった場合には、できる限りコストを抑えたいという理由から、安くて質の低い塗料が使用されるリスクがあります。そのため、安心安全の外壁塗装を実現したいのであれば、事前に業者の評判をしっかりリサーチしたうえで、優良業者に依頼するようにしましょう。
注意しておきたいシンナーの臭い
外壁塗装を実施する際、注意する必要があるのが「シンナー臭」です。基本的に、塗装工事に使用される塗料にはシンナーが含まれており、特有の臭いが生じるのは避けられないでしょう。シンナーを吸い過ぎてしまうと、吐き気やめまい、頭痛、睡眠障害、月経症、目、口、喉、鼻の粘膜への刺激といった症状が生じるリスクがあり、人体に影響が出る恐れがあります。そのほか、シンナーを長期にわたって吸い続けていると、不妊やノイローゼ、呼吸困難につながる危険性もあるのです。
また、外壁塗装業者の中にはシンナーの悪影響について「水性の塗料だから問題はない」というスタンスをとる会社もあります。しかし、それを鵜呑みにすることはおすすめできません。
確かに、水性の塗料は油性塗料に比べてシンナー臭が少ない傾向にあります。しかし、完全に無臭というわけではありません。個人差こそあれ、ある程度の影響を受けることは考慮しておき、水性塗料による塗装工事であっても換気は欠かさないようにするのが重要です。
健康に不安がある場合の対処法
どうしても塗料による有害物質やシンナー臭を避けたい場合、近くに実家や親戚の家がある場合には一時的に避難するのもおすすめです。ただし、頼れる家が近くにないという方も多いでしょう。その場合には、マンスリーマンションやウィークリーマンションの活用を検討してみてください。ある程度の費用は発生してしまいますが、健康を第一に考えるのであれば有効な選択と言えるでしょう。
極力安全な施工を希望するなら、塗装のミドリヤにご連絡ください
外壁塗装の必要性を理解していても、健康への不安から依頼を躊躇している方は少なくないでしょう。しかし、優良業者に依頼すれば、健康について最大限の配慮をした工事を実施してくれるため、まずは相談だけでも行うことをおすすめします。もし、優良業者が見つからずに悩んでいるようなら、塗装のミドリヤまでご相談ください。
塗装のミドリヤでは1980年に創業して以来、3000件を超す施工を実施してきた実績が強みです。それぞれの工事でお客様に対して最大限の配慮を行っているため、悩み事があれば迅速な対応をお約束します。事前の相談については無料で対応しているため、もし外壁塗装を検討されているようなら一度ご相談ください。